知らなかったー
ジェネリックって先発とまったく違うのもあるよね
いくつかは知っていたけれど
クレメジン
については知らなかった
ってかクレメジンのジェネリックってやばくない?
絶対に使いたくないわ
以下色々思ったことを記載
外用は個人的にジェネリックが好きではない
個人的に外用はあまりジェネリック好きじゃないんですよねー
以下理由を記載
点眼剤
点眼剤は先発とジェネリックでpHが違うものがあるみたい
そのせいで、目の刺激感などが起こることがあるとのこと
あとはヒアレインとティアバランスで粘度が違うイメージ。ヒアレインのほうが粘度が高くてよい
ティアバランスって今は名前違うねw
貼付剤
これは結構患者さんからクレームくる
先発ならかぶれなかったけれど、ジェネリックにしたらかぶれた
とのこと
まぁこういうときは先発に戻すんだけれど、まぁ患者さんの言い分もわかるわ
粘着力の違いでかぶれるかぶれないあるよね
- 粘着力が高すぎるとかぶれる
- 逆に粘着力が低すぎると剥がれる
とかだね
あとは、湿布を剥がすときのやり方?切れ目?が違うのでジェネリックは貼りにくい
とかいう意見もあった
軟膏剤
軟膏剤は伸びとか使用感とか違うのあるよね
まぁ好みもあるよね
俺はヒルドイドソフト軟膏よりも日医工のジェネリックのほうがお気に入りかも
伸びが良くて塗りやすい
あとは有名だけれど、
- ヒルドイドローション
- ヘパリン類似物質ローション「日医工」
は別物よね
乳液と化粧水くらい違うもんね
まぁこの辺はメリット・デメリットわかっているならOKだと思うけれど
でもジェネリックだと添加物とか違っていることがあるから混合の安定性はどうなるんだろう?
気になる
ホクナリンテープ
これは先発とジェネリックがかなり違うと聞いたことがある
今はどうだか知らないけれどさ
ホクナリンテープの有効成分の特許は切れてジェネリックメーカーが参入した
でも、ホクナリンテープの製剤技術である結晶レジボアシステムの特許が切れていないんだよね。
だからジェネリックメーカーが真似できない。そのせいで効果が24時間持続できないっていうのを聞いたことがある
だから喘息の患者さんがジェネリック処方されて
24時間効果持たなくて喘息の発作が出たとかも聞いたことある
24時間持続できないんだよね
でも逆にこれを利用する医師もいると聞いた
夜間とか寝るとき、寝ているときだけ咳がひどくて眠れない患者とか
そう言う人にあえてジェネリックを処方したり
寝る前に貼って、夜間に高濃度を維持する。24時間持たなくても問題なし
ということ
クレメジンは内服だがジェネリックは危ない
なんで、俺個人的には外用は注意ってイメージだった
そんななかクレメジンの話を聞いて驚いた
門前の医師がクレメジンは先発でとのお願い
門前の医師が
クレメジンは透析導入を遅らせる大切な薬
だから先発にして
とのこと
処方箋もクレメジンにはちゃんと変更不可チェックがしてある
ちょっと調べてみたらびっくりした
クレメジンのジェネリックについて調べてみた
福岡県薬剤師会に詳しく載っていた
球形吸着炭製剤は、慢性腎不全(進行性)における尿毒症毒素(インドキシル硫酸、インドール酢酸、トリプトファン等)を消化管内で吸着し、便とともに排出することにより尿毒症症状の改善や透析導入を遅延させる。先発品(クレメジン)と後発品〔メルクメジン(現、球形吸着炭細粒「マイラン」)、キューカル〕の同等性に懸念を示す論文が発表されたことから、「ジェネリック医薬品品質情報検討会」がワーキンググループを設置し、物理化学的性質やその吸着性等から後発品の同等性について検討した(平成21年12月25日)。結果と提案は以下のとおり。〔結果〕(物理化学的性質)比表面積は、クレメジンが最も大きく、キューカル、メルクメジンはその80%で、細孔径はクレメジン、キューカルおよびメルクメジンの順に小さくなり、直径は大きな差はなかった。各製剤の表面および内部構造が異なり、差がみられた。(吸着性)尿毒症関連マーカー5成分(インドール、インドール酢酸、DL-β-アミノイソ酪酸、トリプトファン、インドキシル硫酸)の吸着試験を行った。メルクメジン:クレメジンに比べて、インドキシル硫酸、インドール酢酸、トリプトファンへの吸着率がかなり低かった。キューカル:クレメジンと比べて、インドールおよびインドキシル硫酸の吸着はほぼ同等で、インドール酢酸およびトリプトファンは低めだった。
とのこと
えと、これやばくない?
吸着性とかメルクメジンはかなり低かった
とか記載あるよ
、、、
なんでもジェネリックに変更すればいいというわけじゃないね
もちろん医療費抑制は大切だけれど、患者さんによくないもの進めるわけにはいかないもんね